待望の生産管理編が出ました。今回は梅田氏の単著じゃなく、同業の方々との共同執筆です。実績のある生産管理パッケージソフトを元に展開されているので、説得力があります。うちの会社なんかは独学でやってるので、いつもこういうモデルで良いんだろうかとか不安です。突拍子もないことしなければ、大きくモデルが違うことはないんじゃないかと自分に言い聞かせながらやってますが、同種のプロの仕事を見せてもらうと、安心したり、思わず膝を打ったり勉強になるものです。
でも、生産管理の実績のあるデータモデルを公開してくれるだけで大変有り難いのだけど、ここまで複雑になってくると運用モジュールがないと、意図が伝わりにくいか・・・・・。
『グラス片手にデータベース設計 生産管理システム編』
目次
1 生産管理システムの全体像 1
生産管理システムのスコープ 2
生産形態の違いと混在/変化を理解しよう 5
生産管理システムの全体像 7
生産組織の役割分担 11
まとめ 12
2 生産管理システムの「モノ」に関わるマスタ情報17
生産管理は“モノ”の情報が大事 18
品目とは?. 18
生産管理システムの花形、BOM 23
工程表 29
まとめ 30
3 「モノ」を管理するための補助的なマスタ 33
システムの奥行きを担う「時」「人」「場所」 34
「時」を管理するためのマスタ 35
「人」を管理するためのマスタ 38
「場所」を管理するためのマスタ 40
まとめ 46
4 システムのリガーとなる「生産計画」を理解する49
生産計画の特徴①~計画系と実績系~ 50
生産計画の特徴②~バリエーションの豊富さ~ 51
生産計画の流れ①~中長期計画~ 53
生産計画の流れ②~シンプルな基本パターン~ 56
生産計画の流れ③~改善ポイントその1~ 60
生産計画の流れ④~改善ポイントその2~ 61
所要量展開(MRP)処理の概要 63
まとめ 64
5 所要量展開(MRP)を理解する
MRPの意味 66
MRPで生成されるもの 69
MRPで考慮すべきこと 70
MRPで考慮すべきこと(応用編) 72
MRPの前に 74
MRPの処理の流れ 76
レベルパイレベル展開 78
MRPの運用に関連する機能 79
MRPの運用について 81
スケジューラとの連携 82
まとめ 84
6 購買管理(発注、入荷:受入、検収)のDB設計 87
発注から入荷/受入そして検収 88
発注業務のDB設計 90
入荷/受入、受入返品業務のDB設計 95
受入検査業務のDB設計 96
検収業務のDB設計 98
検収返品のDB設計 99
まとめ 102
7 購買管理(外注蓉托)の業務とDB設計 105
外注委託業務の流れ 106
支給品のDB設計 108
消費のDB設計 113
まとめ 116
8 行程管理(製造指図/製造実績)を学ぶ 119
工程管理業務の流れ 120
工程の違いによる考慮点 122
作業指示のDB設計 125
完成実績のDB設計 126
消費のDB設計 128
「工数実績」のDB設計 130
まとめ
9 在庫管理(受払管理在庫状態を理解する 135
在庫情報のDB設計 136
払出業務のDB設計 140
払出指示情報のDB設計 142
払出データのDB設計 143
「払出データ」と「支給データ」の統合 144
棚卸業務について 146
在庫調整データのDB設計 148
生産管理システムでの考慮点 149
まとめ 149
10 品質管理を極める 153
品質管理システムの重要性 154
検査について 155
ロットトレース機能 156
生産管理システムによる品質レベル向上 162
まとめ 167
11 「原価管理」基礎の基礎 171
原価管理を取り上げる理由 172
原価管理システムの重要性 172
原価管理がなぜ難しいのか? 173
原価の構成 174
標準原価と実際原価 175
原価管理の流れ 177
差異分析について 178
生産管理システムとの関係 180
原価計算の進め方(配配について) 181
原価関連のテーブル 183
標準原価計算の流れ 185
実際原価計算の流れ 186
まとめ 187
12 生産管理におけるシステム適用商用の広がり 191
3人のシェフの共演はいかがでしたか 192
シックスシグマ 199
設計一生産サイクルの短縮化 200
まとめ 203
生産管理システム用語集 207
索引 216
高田直芳氏の会計本はすでにPHP研究所などから大部のものが出ており、大変わかりやすく参考になったが、今回のシリーズはどうだろう。
結論から言うと、すでに出ている本読んだ人は氏の意図をある程度くみ取れるだろうけど、この三部作から読み始めると、戦略会計にミクロ経済学の知見を導入するところなんかが、純粋な会計本としてみると違和感があると思う。よって今回のものは試みとしては大変面白く将来性のあるアプローチだが、ちょっと、滑ってるという感じがする。
以前紹介した
や
を読んで共感出来た人なら、お勧めできます。まずこっちが先だと思いました。
いよいよ春ですね。関西地方の今年の入学式は、ちょうど桜満開の時期と重なりました。今日くらいから散り始めています。
わが家の木々もいよいよ満開の時期となりました。
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桃 白桃
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梨 幸水
良い季節ですね。エネルギーが満ちあふれています。
これは先に紹介した本のあとに、やりたいことを探して教えてもらうための本です。タグのリファレンスとして非常に有用だと思いました。
IE8が製品版になってたんですね。知らなかった。
GoogleChrome を使い出してから、他のブラウザに興味が無くなっていましたので知りませんでした。IEも、FireFoxも、Operaも、Safariも新バージョンが出るたびに律儀にアップデートしていましたが、GoogleChrome を使い始めてから、体感スピードが圧倒的に速いものだから、他のブラウザは放棄していました。
でも、天下のIEのメジャーバージョンアップだからお付き合いするかと、重い腰を上げてインストールしてみましたが、ベータとあんまり変わった印象ないね。とにかく遅いよ!ほとんどの人にとって機能的には充分すぎるんだから、大きく方針転換を図るかどうにかしなけりゃ、ある日突然雪崩を打ってシェアを落とすこともあり得ると思う結果でした。
基本からしっかりわかる WordPress 2.7 カスタマイズブック (Web Designing BOOKS)
大藤 幹 毎日コミュニケーションズ 2009年2月17日
まあまあ良い本だと思います。 wordpress デフォルトでついてくるテーマモジュールについて逐次に解説をしてくれますので、ワードプレスのプログラム本体からどのような仕組みでhtml化されるかよく判ると思いました。基礎からしっかり身につけたい人には良いと思いますが、仕組みはなど知りたくもない手っ取り早くカスタマイズしたいって人には向かないほんですね。最初のインズトールやPHPの制御構造などの解説は、不要だと思いました。カスタマイズするというくらいならインストールは当然しているだろうし、何らかの言語知識も持ってるはず、だいい数十ページでは解説しきれるもんじゃないしね。
WordPressもバージョンが、2.71になりました。会社のサイトが、2.61だからあげようか?あげまいか?ちょっと悩んでるんですけど、割と簡単なのでやる気になればすぐなんですけど、最近記事じたい更新してないから、あんまり力はいりません。
・・・・・・・2.71にしました。ということで、今日久しぶりの更新です。
クルーグマンマクロ経済学
ポール・クルーグマン 東洋経済新報社 2009年3月20日
クルーグマンの教科書のマクロ編。翻訳が出ました。教科書ですから、過激な主張は控えていますが、さすがに、手練れの物書きの仕事だと思いますね。楽しめそうです。これが山形訳だと、ちょっと信頼感が落ちるんですかね。....私は、山形訳でも良かったと思いました。
....前回のミクロ編は読むのに半年くらいかかっちゃいましたね.....この年になると、半年もかけて読むという行為は、非常に疲れます。
というか、もうじき五十にもなろうかとしているのに、未だに経済に関しては、律儀に教科書を買い続けているのは何故なんだろう。本来専攻した政治学に関しては、教科書は、ます読みません。最近ロールズの関連文献が増えてきたので、読んでるくらいです。あとは時事的なもの、歴史的なものばかり。学生の時、武器にもなりそうな、『資本論』や『サミュエルソン 経済学』『近代経済学 (有斐閣大学双書)新開 陽一, 新飯田 宏, 根岸 隆 有斐閣 1972』と格闘し挫折したコンプレックスからか....。マルクスも、『超訳『資本論』 (祥伝社新書) 的場 昭弘 』 片手に、今村訳でも読んでみるかって思いもあります。
いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ
吉川 洋 ダイヤモンド社 2009年2月27日
私はこの人苦手ですね。東大特有のお役人臭プンプンという学者の筆頭という感じがします。以前ちくまの「ケインズ」は、結構面白かったので、意外な感じを持ちました。この本も良いんじゃないでしょうか。理論家である著者の別の一面、学史に関する造詣の深さが伺われます。
『経済論戦は甦る』 (日経ビジネス人文庫) 竹森 俊平 日本経済新聞出版社 2007年2月や、根井 雅弘氏の一連の新書の学史ものなんかと併読すると面白さが増すと思います。
有効需要が足んないことが問題、このことについて、ケインズ以来延々と議論してきているんですが、偉い賢い人が寄って集って議論してんだから、もうちょっと、先にかすかな光でも見えてくると良いんですけどね。学者でも、適当なこと言って右往左往しても平気な顔してる人や、いつまで立っても地味な問題だけにこだわって、コツコツ計算している人や....これじゃ学生も集まんないしだんだん衰退してゆくと思いますよ。経済学という学問は。
大川周明 ある復古革新主義者の思想 (講談社学術文庫)
大塚 健洋
ここ数年、昭和史ブームやら、満州ブームやらの勢いで出てきてるんでしょうけどね。
北は例外的に、文献資料に恵まれてきたけど、大川周明や頭山満に関しては非常に寂しかったのですが、最近著作集が編まれたり結構充実してきています。有り難いことです。この本は、中公新書の復刻です。
私は吉田茂のスパイだった (光人社NF文庫)
東 輝次 光人社
昭和史の重箱の隅をつつくような話ですけど、軍部ににらまれた吉田茂のところに「書生」として潜り込んだスパイの手記。
スパイの身分を知られることなく終戦を迎え別れ、総理になった吉田と東の後日談。
「もう罪に服しても良いと決心した。再度、大磯を訪れ、すべてを話した。そしてその処置をこうた。家の人はみんなびっくりした。主人は機嫌が良かった。
『お互いお国のために思ってやったんだからよいよ。当時は君が勝ったけど、今は私が勝ったね』
そう言って大笑いした。そして、夜の更けるのも忘れて話した。翌日、上京する余を、品川駅まで車で送ってくれた。」
吉田が好きかというと、好きな人なんていないんじゃないかと思うけど、敬服に値する少ない日本人のひとりだとは思う。お孫さんが、この爺さんの知力と胆力を受け継がなかったのが返す返す残念なものです。この舞台となった屋敷も燃えてしまいましたね。
ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書)
軽部 謙介 岩波書店2009年3月
全体最適の問題解決入門
岸良 裕司 ダイヤモンド社 2008年8月1日
この手の本は、覚えてるだけでも6~7冊目です。村上悟氏のわかりやすい本も2冊とも読んでるんだけど、TOCの思考ツールはどうしても手に馴染まないのに未練がましく、お付き合いしてます。